新しい商品開発ってどのように行われているのか?
興味はあっても想像しにくいかもしれません。
何となくイメージがつかめるようにクラウンドファンデイングを活用し商品開発を行い、JR柏駅での販売や柏市のふるさと納税の返礼品に出品するまでの施策事例をご紹介いたします。
令和元年の8月下旬、台風15号が千葉県を直撃しました。
関東各地で記録的な暴風があった台風として記憶されていると思いますが、この台風を機に復興の気持ちがこもった一つの商品が誕生しています。
柏市内で飲食店を営む「かしわ亭」がビール事業に進出して誕生したマイクロブルワリーがあります。
柏エールという地ビールを醸造しており、柏市内で栽培される農産物を副原料とした「レギュラー・上昇カブ使用・柏ジンジャー使用」の3種のビールはとても好評です。
台風15号による千葉県の甚大なる被害、なかなか進まない復興に対し、自分は何かできないだろうか?そんな時に考えたのが自分が手掛けたクラフトビールでした。クラフトビールを使って千葉県を応援したい。そんな思いから今回ご紹介している商品開発は始まりました。
商品は千葉県のコシヒカリを副原料とした「チーバくんエール」 。
「チーバくんエール」は千葉県のコシヒカリを副原料として作られており、飲んでみるとほのかにお米の存在を感じる事が出来るビール。
ホップの配合量を調整する事で苦みが少なめのビールに仕上げ、女性の方でも飲みやすい口当たりになりました。
千葉県の人たちを少しでも応援したい。
自分にしかできない方法で千葉県を応援する事ができるはず。
千葉県の人たちにエールを送る意味も込めて「チーバくんエール」は作られました。
「ちばのキラリ」のマークをつけて販売する事で売上金の一部は千葉県に収められ、千葉県の為に使用される、つまり復興に役立つ仕組みです。
好奇心旺盛でいろいろなことに挑戦するのが大好きな千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」をパッケージに構想されたクラウンドファンデイングを立ち上げ、集まった支援金で「ちばのキラリ」マークを付けたチーバくんパッケージを制作しました。
チーバ君のイメージカラーのレッドをベースにした千葉の地ビール「チーバくんエールビール」は商品化され、柏市のふるさと納税返礼品に活用されたり、JR柏駅で販売されました。
商品開発の際はパッケージやデザインを含め様々な費用が掛かります。
そんな必要となる資金を募る方法の一つとしてクラウンドファンデイングを立ち上げる事で制作費用に充てる事もできます。
今回ご紹介した一例も参考にしつつ、新しい商品を作りたいとお考えの際はフィルズリンクスにご相談ください。